Breeding Diary

ロケ

26日、ＴＢＳの動物番組「どうぶつ奇想天外！」のロケがありました。
内容は「飼育係は見た！」というコーナー用のロケで、入り江のイルカが登場します。
詳しい内容は6月10日のオンエアーを見てください。
別コーナー用にキンメダイの摂餌シーンも撮影しました。（H、A34浅川）

ジャンボのモニュメント完成！

25日、昨年、亡くなったオキゴンドウ「ジャンボ」のモニュメントが、
ようやく完成・設置されました。
完成までの間、「まだ？」といったお待ちかねの声が思いのほか多く
聞かれましたので、とりあえずはＧＷまでにできあがってよかった。
設置場所は慰霊碑の横です。（H、A34浅川）

ハナゴンドウ保護

4月2日にハナゴンドウが搬入されました。
このハナゴンドウは4月1日に定置網に迷入し、2日の早朝から漁師の協力のもと
関係省庁とも連絡をとりながら保護したものです。
1日は風が強く波も高かったため、操業できなかったそうですが、風、波共におさまり
様子を見に行くとハナゴンドウの姿があったそうです。
保護直後の血液検査結果は良好でしたが、呼吸口から色の悪い痰が出続け、
呼吸音も若干悪かったので状態悪化が予想され、予防もかねた治療を開始。
予想どうりその後すぐ血液検査の数値は悪化、注射による治療を続けた結果、
食欲もなくなることは無く状態は回復しつつあり、現在も経口による治療が続けられています。（H、A34浅川）

ポポとモモの今。

もうすぐ４月も終わってしまいます。早いもので、年が明けて
４ヶ月もたっちゃうんですね！
さて、何回か紹介した2頭のバンドウイルカ「ポポとモモ」の
近況報告をしたいと思います。
６月中ショー参加を目指し頑張ってる様子は時々報告してきましたが、
今回はその続報です。
写真はモモのスピンジャンプ。スピンジャンプもそこそこ形になり、
いい感じになってきています。ポポは一時非常によくなったんですが、
いまは足踏み状態とでも言いましょうかね。
６月中ショー参加を考えると、そろそろ・・・なんですけど、
最近の血液検査でホルモン値が高く（発情とでも言いましょうか）、
そのせいか、集中しません。しかし、その時々の条件に合わせて
調教を進めるのがプロです。担当トレーナーのガンバリドコロ！です。
（H、A34浅川）

ショーと種目について

写真はターゲットジャンプっていう種目を行っているところ。
5.5ｍにセットしたターゲット（目標物）にタッチしようと、
おおよそ２３０ｋｇの体でジャンプ！
お客さんも「ワーッ」って歓声あげてみています。
充分楽しんでいただけているようですが、こうした種目はそれだけの為に
行っているわけではありません。私達が行っている、いわゆる「ショー」は
「能力公開展示」という手法の展示なのです。
動物の能力を楽しみながら、トレーナーの出すサインによってその能力を
見る事ができるわけです。「一見は百聞に如かず」というわけ。
ですから私達は種目やショーを作る時、必ず「楽しい」
「面白い」だけではなく、動物の様々な能力をどう見せる事も考慮します。
ターゲットジャンプでは、あれだけの体を簡単に5.5ｍもの高さまで
ジャンプできるイルカ達の尾鰭の力、もっと言えば体の筋力を見て
感じて欲しいという狙いがあるんです。（H、A34浅川）

 

壁画

ペンギン舎の壁に描かれているフンボルトペンギン。
これ、実は私が描きました。もう何年も前ですが・・。
これに限らず意外にこの仕事って絵を描きます。
飼育日誌に解りやすく絵を添えたり、掲示物に絵を使ったり。
私の場合ですけど学生の頃、授業中に書きまくっていた落書きが
役に立っているようです（笑）。（H、A34浅川）

舞台裏

写真は出番寸前のフンボルトペンギンたちです。
午前、午後の２回、ペンギン舎横の写真撮影台に
フンボルトペンギンたちが上がり、お客さんと
写真を撮るのですが、舞台裏はこんな感じ。
行く気のありそうなペンギンが一度ここに集められ、
皆さんの前にぞろぞろ行進して現れるんですね～。
（H、A34浅川）

サーフ・・ガッバってます！

プールから入り江に移動したオスのバンドウイルカ「サーフ」ですが、
今のところ昔のようにしつこくメスを追回すことは無く、
仲良くやっています。特に移動してしばらくは、ヨンと連れ添い
現在はスカイと連れ添って（イチャイチャ）います。
写真はそのスカイと仲良さそうにつれて泳いでいるところ。
時々ショーはそっちのけでイチャイチャしてますが・・・
まぁ、その為に移動したんだから、良しとしましょう。
この調子で行けば、来年こそ赤ちゃんイルカ見れるかな？（H、A34浅川）

種目の名前とサインって

種目の名前やサインについてよく聞かれます。
「どこの水族館も共通なのか？」と。
答えは共通ではありません。
でもまあ、種目の名前については同じだったり似通っている事は多いかな？とは思います。
それに比べてサインは違いますね。一言で言えばその水族館で統一する必要はあれど、
他館と統一する必要が無いのです。
その水族館の動物に認識させるものなので、他はどうかは重要ではありません。
じゃあ、なぜ種目の名前については同じだったり似通っている事は多いのかというと、
他の施設のスタッフと話をしたり、教えたり、教わったりするのにはある程度の統一が
必要だからかな？結構この仕事は他の施設のトレーナーと仲良かったりするんですよ。
調教について話しているうちに、同じだったり似通っちゃうってわけです。
（H、A34浅川）

いまがオススメかも

館内のビーチから入り江に入って、遊びにやってくる
イルカとのふれあいのここ最近の様子です。
これは「ヨン」かな？楽しいのかよく来てます。
寒い冬も終わりすっかりポカポカした日が増えました。
ゴールデンウイークや夏休みはどうしても混んじゃう。
運がよければ独り占めかも！（H、A34浅川）