本日、３月２０日で下田海中水族館は開館４０周年を迎えることができ、
記念のセレモニーが行われました。
セレモニーはカリフォルニアアシカの「モカ」の開会宣言で始まり、
館長の挨拶とイベントの説明のほか、本日入場４０組目のお客様には
カマイルカより記念の特別プレゼント（永久無料入場パスポートなど）
が渡されました。
４０周年を迎えることが出来たのも、これまで足を運んでいただいた
多くのお客様のおかげです。
これからも、全てのお客様に楽しんで頂けるよう頑張ると共に、この水族館の
特色を生かし、社会教育の場、研究の場といった水族館としての社会的役割を
果たしながら、次の50周年に向けて歩んで行きたいと思います。（想太）
バレンタインデーと同じく毎年恒例になりました、このハート型の氷！！
バレンタインデーでは赤いハートの氷をかかえている様子が新聞やテレビでも
報道されて好評でした。ホワイトデーも近づき、今回は緑色に着色したハート型の氷を
ラッコ達にプレゼントします。期間は3/7～3/14までです。
大きな口を開けておいしそうにかじりつく姿や、
ハートの氷を取り合っている姿は愉快ですよ（コマッチャン＾＾）
先日、アザラシの移動を行いました。移動と言っても隣のプールに
移動しただけ何ですけどネ…。
ゴマフアザラシは２月～５月が繁殖期にあたり、その期間は特に
オスの気性が荒くなります。繁殖期にオスと共に同じプールで飼育していると、
力の弱いメスや子供のアザラシは怪我をしてしまうことがあります。
只今、メスのフランが妊娠！？の可能性があること、子供のアザラシがいることを
考慮し、オスのアザラシとメス、子供のアザラシにプールを別々に
することになりました。しかし、移動というのはアザラシにとっても飼育員にとっても
一大イベント！子供のアザラシに至っては昨年１２月４日に下田に着たばかり、
やっと今のプールに慣れてきたばかりなので少し心配です。
アザラシは好奇心旺盛な反面、神経質な一面があります。プールの移動でも
慣れないアザラシはしばらく餌を食べないこともあります。しかし、私たちの心配とは
逆で一日２回の給餌で、午前中は投げた餌しか食べなかったものの、午後は
私たちの手元から食べてくれました。
大人のアザラシは慣れている為もあって午前中から食べていました。（笑）
また、他のアザラシともうまくコミュニケーションが取れている様子で私たちも
ホッとしたアザラシの移動でした。（想太！！）
ゴマフザラシの「フラン」が妊娠した可能性が！
昨年の春、オスの「マックス」が「フラン」に対し、交尾行動が
あったことを確認していました。ゴマフアザラシの妊娠期間は
約１年。最近の血液検査を見るとホルモンの値が上昇しており、
お腹も少し大きくなってきました（食べ過ぎの可能性もありますが）。
もし、妊娠していて無事に産まれれば、当館では1995年の
「ドット」以来となります。（K、F）
