東京上野にある国立科学博物館(以後科博)の分館が新宿にあります。
当館で鯨類が死亡した場合や、死亡漂着した鯨類を発見した場合は
ここに連絡し、可能な限り一緒に解剖を行い「なぜ死んだのか」を
調べるとともに、研究を目的として必要部位などは役立ててもらいます。
そこにはお互いにメリットがあり、飼育者と研究者の良い関係が出来ています。
オキゴンドウ「ジャンボ」の場合も例外ではありません。
今回、新宿に出かけた理由は、「ジャンボ」の骨格の引き取りです。
解剖後、科博で骨格作りをお願いしてありました。
是非、しっかりとした標本にして役立てたいと考えています。
車に積まれた「ジャンボ」は、3月24日0時47分に
下田海中水族館に帰ってきました。「おかえりなさい」。(H、A34浅川)