13日に宇和島で起きた、迷いクジラと沖に誘導しようとしたボートとの
接触事故について、世間ではいろいろ言われていますが、私は過去も含め、
鯨類の救出作業をテレビで見るたびに「危ないな・・・」と、思うことが多く、
とうとう起きた事故というのが正直な感想です。
鯨類って、人に都合の良いイメージばかりが先行しすぎているんですよね。
きっと危険な動物という意識が薄いか、無いんです。
大きな力を持つ生き物に対しては、攻撃などの意思が無くとも
(たとえ遊びの範疇であっても)人にとって大きな危険になりうることを
想像して欲しいのです。日頃、お客様と話すたびに思うのですが、
危険な面はあまりにも意識されていないんです。
人に都合の良い、美しいことばかりが語られている・・・。
今回の事故は非常に残念ですが、この事で少しでも「危険」が
意識されるようになることを願いますし、仕事を通じて訴えていきたいと思います。
(H、A34浅川)