2月12日午前0:35分、ラッコの「ハロー」が老衰のため、永眠しました。
ハローは、1994年に血統管理のため他の水族館と当館で繁殖した個体
同士のトレードで搬入されました。
人懐っこい愛嬌ある性格で、私達、担当者にもグルーミングする
ような仕草をみせることもありました。また、自分の餌を他のラッコに横取り
されるような、おっとりとした性格の持ち主でした。
特技として、餌の貝を割る時に胸の上ではなく、水槽のガラス面に打ち付けて
割るとてもユニークな技を持ち、最近では貝割りの際に出る音の凄まじさから
「最凶ラッコ」としてテレビでも取り上げられました。
現在、ラッコ館では、ハローを偲んでパネル展を開催しています。
ハロー、お疲れ様でした。 (F原)