7月10日、「カリフォルニアアシカ」の「ジャッキー」が
老衰のため、永眠しました。 31年と1ヵ月でした。
日本の動物園・水族館で飼育しているアシカの中で
3番目の長寿記録を残してくれました。
「ジャッキー」は、わたしが生まれる前からこの下田海中水族館
でショーを行っていました。
だから、何人もの新人トレーナーを育ててくれました。
もちろんわたしも。
入社して生まれて初めてアシカショーを行ったときも、
隣りには「ジャッキー」がいました。
緊張のあまり次のサインがわからなくなった時も、「ジャッキー」
はいつもの感じで拍手してたっけ・・・。
しっぽを触るとよく「おなら」してたよね。ショー中だから、それは
トレーナーと「ジャッキー」だけの秘密なんだよね。
「ジャッキー」がいなくなって数日、空っぽの大きな個室には
なんだかまだ「ジャッキー」がいるような気がします。
今までありがとう、「ジャッキー」。ゆっくり休んでね。
(マツモトファンキーシビレサス)