12日、伊豆半島西側に位置する雲見より「ウミガメが産卵したので来てほしい」
という内容の電話がありました。
もともと下田の砂浜を中心に調査活動は行っていますし、話があれば近隣の市町村に
喜んで出かけるわけですが・・・
こんな日に限って外せない仕事が。そんなことを言っても仕方ありません、とにかく
夕方には行くことを約束し仕事をこなします。
約束の時間から少し遅れてしまいましたが夕方の雲見に到着。連絡をくれた観光協会の
方たち、新聞記者と現場に行き早速卵の調査開始。・・・ぱっと見た感じちょっと
産卵巣の形が綺麗じゃないなと思いましたが、ウミガメについてお話をしながら
卵はどこだ?と掘り進みます。
しかし、掘れども掘れども見つからない。産卵巣の形からちょっと怪しいと思いましたが、
どうもウミガメは産卵せずに帰っちゃったようです。
珍しい事ではないのですが、観光協会の方たち、新聞記者はもとより見学に集まった人たちも
これにはがっかり。でも、必ず見れるわけではないのが自然です。また必ず産卵のために
上陸してくるでしょうから、次に期待しましょうね。(HA34浅川)