« 2011年11 月 | メイン | 2012年1 月 »
クリスマスが終わり、街はすっかり年末の雰囲気になりましたね。
水族館もクリスマスの夜に、年始に向けて新たな展示替えを行っています。
もちろん干支にちなんだ生物を展示。
最近盛んにテレビに登場する、いわゆるタツノオトシゴも展示。
それだけではありません。
定置網の船頭さんから「このところマンボウが毎日入っているから、
正月用にとりに来たら？」という有難いお言葉！
２８日に乗船して運び込んでいます。
どうです、他の水族館ではなかなかない感じでペリー号の大水槽内を泳いでいます。
既にダイバーからも餌を食べているんですよ。
年末年始に来館予定の方は必見ですよ！（HA34浅川）
水族館の魚類収集は大きく３通りあります。
①専門業者からの購入、②漁業者からの購入や譲り受け、③採集。
毎日ってわけではありませんけど、①～③のうちのどれかで魚が入って来ます。
今回は②漁業者からでした。
「魚が獲れたんで取りに来い」という電話をもらって直ちに出動！って感じですかね。
魚は「ヒメ」と「ムロアジ」。 ムロアジはなかなか展示されている姿を見ませんから、
状態が良ければ是非展示したいな。と、思います。（HA34浅川）
今回は休館中に行われた水槽のメンテナンスの様子。
生物を出して、水抜いて、岩や砂を運びだして大掃除＆アクリル磨き。
ここまでのメンテナンスは普段なかなかやりづらい。
で、出来上がりはこんな感じ。 キレイになりました。
砂場に面した小磯といったところでしょうかね。
近くもっと魚が入りますから、面白い水槽になるはずですよ。（HA34浅川）
２３日は、なんだか雪でも降って来そうな冬らしい雲が広がっていました。
このクリスマスは一段と寒いようですね。
冬になっても半袖で仕事をこなす熱血飼育員もたまらずジャンバーを着ました（笑）。
（HA34浅川）
皆さんこんにちは、お久しぶりです＾0＾
早いもので今年もあと1週間ほどですね。
１２月１３日～１２月１６日まで、館内整備のため休館でした。
私は初めての休館作業と言う事で、作業内容でも学ぶことがたくさんありました。
もっともっと月日、経験を重ね、私にも一人でできることを増やしたいと思う４日間でした。
せっかくなので、作業内容を少し紹介します!!
アシカの展示プールは、私達飼育員の手によって塗装されています。
プールだけではなく、ショーで使用するダイビング台やアザラシ館の床もです。
動物の移動もありました。
ウミガメ、魚、イルカ、他のチームへのヘルプをし、協力して行っています。
アザラシ館では業者の方が入り、補修工事を行いました。
ぜひ皆さん、ちょっとだけきれいになった水族館へ遊びに来て下さいね(*‘▽‘*)♪
変わったところを見つけるのも楽しみのポイントとし、楽しい時間を過ごして下さい!!
水族館で待っています☆☆ （ たまごとぢ：) ）
１６日までの休館を終えて、すっかり通常の営業に戻っています。
写真は休館中に撮った１枚。
休みだからって餌なしのわけにはいきませんからね！
作業の合間に調餌作業です。 （HA34浅川）
「オキゴンドウのジャンボ」を知っていますか？
1970年から2006年までの36年間、入り江で飼育。世界最長飼育記録を大きく更新したオキゴンドウです。
ジャンボは飼育員からの信頼も厚く、他のイルカ達のまとめ役となりショーやふれあいで大活躍しました。
ジャンボと触れ合ったお客さまも多いいのではないでしょうか？
そんな個体でしたから、特別に思ってくれるお客さまもたくさんいました。
12月はそのジャンボが死んでしまった月です。
今年もまた、特別な思いを持ったお客さまから花が届けられました。
この場をかりてお礼申し上げます。（HA34浅川）
本日、年に一度の休館の2日目を迎えました。
今年は12月13日～12月16日まで。
この間、営業中ではできない整備や工事を行っています。
マリンスタジアムも現在はこのとおり。（HA34浅川）
今月も定置網乗船採集に出掛けています。
先日、飼育員２名で向かったのですが、東の風が強く波も高かった。
見事に船酔いしたそうです
写真も何枚か撮って来ましたが、すべてピンボケ
。
あらかじめ何か知っていないと判らないものばかり。
よほど揺れていたのでしょう。その事がよ～くわかる写真ですね。（HA34浅川）
「興味があればだけど」と、突然のクジラ漂着の情報が12月3日に入りました。
写真を見せてもらいに情報主のもとへいくと漂着クジラはザトウと判明。
「大きさは6メートルくらいって言ってたよ」・・・。ずいぶん小さい 。
とりあえず現場に向かう事も考えましたが、現場は熱海市上多賀。
到着する頃は真っ暗だ。
翌日朝から現場に向かう事とし、国立科学博物館に連絡。
「6メートルと言うのは確かな情報ですか？」
やはり6メートルという数字が貴重な出来事となる予感
。
すると伊豆高原に休暇中の飼育員がいるとの情報！
「すぐ向かってくれ！」・・・携帯電話って便利～
。
1時間もすると「大きさは6メートルって事はないですね。僕の目測で8メートルは
あると思いますよ。」と折り返しの電話。
直ぐに博物館にも電話を入れると「やっぱり」と。・・・なるほど。
翌朝は2名で出発。いろいろやりたい事があったのですが、役場はお休みです。
漂着個体からサンプルを採取しても良いかどうかが不明のまま向かいました。
結局連絡がとれなかったのでザトウクジラからサンプルを取ることはあきらめて、
剥がれ落ちた表皮や付着生物を拾い集める事としました。
現場に着くとクジラの死臭が・・・。そして横たわるザトウクジラと見物人。
助っ人も来ていてくれて、サンプルを拾い集めてくれていました。ありがとうございました
可能な部位について計測を実施。
体長は９．５メートル・・・６メートルではなかった。でも目測なんて慣れないとこんなもんです。
サンプルは冷凍保存してますが、（財）日本鯨類研究所へ送る事となってます。
今回は運よく情報が入りましたが、こういった活動も水族館の大切な仕事です。
漂着を見つけたら生死に関係なく近くの水族館へ連絡してみて下さい。（HA34浅川）