Breeding Diary

サーフ・・ガッバってます！

プールから入り江に移動したオスのバンドウイルカ「サーフ」ですが、
今のところ昔のようにしつこくメスを追回すことは無く、
仲良くやっています。特に移動してしばらくは、ヨンと連れ添い
現在はスカイと連れ添って（イチャイチャ）います。
写真はそのスカイと仲良さそうにつれて泳いでいるところ。
時々ショーはそっちのけでイチャイチャしてますが・・・
まぁ、その為に移動したんだから、良しとしましょう。
この調子で行けば、来年こそ赤ちゃんイルカ見れるかな？（H、A34浅川）

種目の名前とサインって

種目の名前やサインについてよく聞かれます。
「どこの水族館も共通なのか？」と。
答えは共通ではありません。
でもまあ、種目の名前については同じだったり似通っている事は多いかな？とは思います。
それに比べてサインは違いますね。一言で言えばその水族館で統一する必要はあれど、
他館と統一する必要が無いのです。
その水族館の動物に認識させるものなので、他はどうかは重要ではありません。
じゃあ、なぜ種目の名前については同じだったり似通っている事は多いのかというと、
他の施設のスタッフと話をしたり、教えたり、教わったりするのにはある程度の統一が
必要だからかな？結構この仕事は他の施設のトレーナーと仲良かったりするんですよ。
調教について話しているうちに、同じだったり似通っちゃうってわけです。
（H、A34浅川）

いまがオススメかも

館内のビーチから入り江に入って、遊びにやってくる
イルカとのふれあいのここ最近の様子です。
これは「ヨン」かな？楽しいのかよく来てます。
寒い冬も終わりすっかりポカポカした日が増えました。
ゴールデンウイークや夏休みはどうしても混んじゃう。
運がよければ独り占めかも！（H、A34浅川）

鯉のぼりとイルカ

入り江に浮かぶサブステージで泳ぐ鯉のぼりは５月５日までの予定です。
ショー中やショー後のトレーニングで写真のような光景が見れるかも。
サブステージに乗っているのは「サーフ」です。
サインで遠く離れたこのステージに乗るように教えてあります。
ＯＫの笛が吹かれるまでこのポーズをとってますから、
写真を撮る時間はいっぱいありますよ。（H、A34浅川）

久しぶりの対面で～す！

４月６日、マリンスタジアム第２プールでしばらく飼育していた
バンドウイルカのオス「サーフ」が久しぶりに入り江へ戻ってきました。
プールから入り江への移動は、担架に乗せる→クレーンで吊り上げる→入り江
に下ろして解放といった手順です。
入り江に開放されたサーフはまるでミサイルのようにみんなの所へ泳いでいきました。
久しぶりにみんなの中へ入ると、昨年までとは違い、しつこく追い回すような事は無く、
なんかいい感じに。今回の最大の目的は、ズバリ「繁殖」です。
今日のところは「それどころじゃねーぜ！」といった感じで、
まともなショーになりませんでしたが、ちょっとの間、ごめんなさい・・・・・。
その分、来年は赤ちゃんイルカが見れる事を期待しまます。
「サーフ」、気合だ！頑張れ！・・・頼むよ～。（H、A34浅川）

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プロサーファー来たる！！

今井浜出身でプロサーファーの、「今村 厚」さんより
今度発売するサーフＤＶＤ「大和流」（やまといずむ）に
是非、水族館で撮影させてほしいとお願いがありました。
そして昨日、伊豆出身のプロ「佐藤 正一郎」さんと撮影のために来館。
内容はイルカの背中に乗る”イルカサーフィン”
お二人とも緊張した様子で、説明を聞きファーストライド！！
イルカの反応も良かったのとさすがプロ！！今村さんは見事に
大成功。距離は短いですが、うまくバランスを取り乗っていました。
正一郎さんは少々苦戦した様子でしたが、最後はコツをつかんできたのか
うまく乗れていました。写真がないのが残念ですが（＞-＜）是非ＤＶＤで！！！
私も波乗りをやっていますが、板とイルカは全然違い、
波乗りでイルカのように乗れればなといつも思っています（笑）
今回だけの特例なのであしからず・・・。SuperD、N73

「エコーロケーション」って

「何のこと？」と思われている方たちがいるかな？と。
というわけで、今回は「エコーロケーション」についての説明です。
この言葉は「エコー」と「ロケーション」をくっつけた言葉です。
「エコロケーション」でもわかります。
一言で説明すると「音波による探索」でしょうか。
イルカには自ら出す音を使って、物の大きさ・形・位置・距離などを
を知る能力があります。これが「エコーロケーション」なんです。
イルカの棲んでいる海は、どんなに綺麗でもせいぜい20～30ｍくらいしか
見渡せない世界なんです。そんな中をすごいスピードで泳ぎますから、
そんな時は目より「エコーロケーション」の方が役に立つって訳です。
音波を使えば、物の厚みからその中身まで知る事が出来ます。なので、
魚の浮き袋の形まで判るらしく、それによって好きな魚の種類も
判別しちゃうと言われています。（H、A34浅川）

もうすぐ出番なのだ

写真は、ただ今マリンスタジアムの第２ホールディングプールにいる
バンドウイルカのオスの「サーフ」です。昨年、自然の入り江で飼育中に
他のイルカと喧嘩して、下顎先端を派手に怪我しました。
しばらくは自然の入り江で治療を続けていましたが、プールに移してからは
すごい勢いで治っていきました。
プールの水は、自然の入り江よりきれいなわけですから当然ですかね。
その間、「サーフ」も暇でしょ？ってことで、エコーロケーションを
使った種目を調教！夏休みにマリンスタジアムで公開予定です。お楽しみに。
で、それまでの間ですが、来月前半に今いるプールから、自然の入り江へ戻ってきます。
その目的は「繁殖」。このところ赤ちゃんイルカを見てませんからねえ・・・。
期待しましょう！・・・・でも、コイツしつこいんであんまり人気ないんだよな～。
（H、A34浅川）

漸進といったところです。

「モモ」「ポポ」のトレーニング、前進しています！っというか漸進です。
このブログをチェックされている方ならご存知のように、調教初体験や
それに近いトレーナーが担当して進めてきました。
本人達も「時間かかりすぎじゃないですか・・・？」なんて言うくらい
苦戦していましたが、１つの山はようやく越せそうな感じです。
いいのいいの！これで。漸進でも、やる前の自分からしたら中身は
急進ではないですか？
特に、理論を勉強していたトレーナーにとって、卓上では調教
できないってことを実感しただけでも大きな収穫になったんじゃないかな？
成長したのはイルカだけじゃないってコトですね。
そのうち今回感じたことや感想を誰かに書いてもらいましょうかね。
ちなみに写真はスピンジャンプ調教中の「モモ」です。（H、A34浅川）

ありえね～（笑）

毎回、出来の悪い写真ですが見てください。何事なのか分かります？
イルカの入っている生簀の周りに、流れ着いたゴミと海藻を拾っていたら・・・。
あれ!?コンビニ弁当の割り箸袋の中にボラの仔が見事に入ってる（笑）。
ありえね～・・・。しかもよく見ると一生懸命もがいてるし・・・。
撮影後、海に戻してあげました。（H、A34浅川）