写真はシンクで解凍中のサバ。だいたい1匹100~200gくらいのものを
餌として使っています。
動物の餌って聞くと、人間様の食べなような物と想像する人が多いですが、
とんでもありません!鮮度の良いものしか使いません。
だって自然界では生きた魚を食べてますからね。
じゃ~冷凍の魚なんてたべさせるなよ~!なんて思う方も多いかと思いますが、
そこにはちゃ―んとわけがあります。魚には寄生虫がいることがあります。
そんな魚を食べてしまうと動物の体内に寄生虫が発生し、健康状態を
阻害することがあります。
そういったことが無いように、必ず急速冷凍されたものを使うのが基本なんですね。
しかし、自然の入り江のイルカ達はよく魚を追い掛け回し食べてます。
仕方ないですけどね。
餌の種類は写真のサバとアジを中心に、ホッケ、カツオ、サンマ、イカ、
シシャモ、キュウリウオ。下田みたいな小規模水族館でも、年間の餌代は
1,700万円くらいかかってるんですよ。びっくりでしょ?(H、A34浅川)