低気圧が過ぎ去った日の朝、水族館のすぐ横の小さな浜に
アカウミガメのストランディングがありました。
頭部は下顎を残してきれいに無くなっていました。
次の日に解剖を行ったのですが、胃の中には消化途中のウミエラの
仲間が入っていましたので、死亡するまで健康体であったと考えられます。
気道や肺に水は確認できなかったので、混獲などによって
溺れ死んだとは考えられません。
おそらく、不運にも船のスクリューにでも当たったのではないかと推理します。
解剖後は砂浜に埋めて、調査終了となりました。(H、A34浅川)