放流が終わった時点で15時を過ぎていた。午前2:00に起床してからここまで
一気に時間が過ぎたように感じる。漁師さんたちもいつもならば8時や9時頃
には終わっているであろうハズなのに、最後まで付き合っていただいた。
ひたすら感謝だ。実はこういった漁師さんたちの厚意に水族館は支えられている
一面がある。忘れてはいけない事だし、来館される方にももっと知って欲しい。
とりあえずはお礼を言って私たちも引き上げた。
意外に疲れが無いように思えた。「オレってまだまだタフじゃん」なんて思ったのに、
家に帰ったら急にぐったり・・・。緊張していただけなのね・・・。
じつはこの3年間で、3回も伊豆半島東側の定置網にメガマウスが入った事になる。
その事実から状態の良いメガマウスとまた遇えるように思えてならない。
1日見ていた感じでは、状態の良いものを上手に運べれば飼育できそうに思えた。
水族館でメガマウスが見れる日は意外に遠い話ではないのかもしれない。
その時を期待して、できる準備だけはしておこう。
漁師さんも「また獲ってやろうかと思ってる」と言っていた。
次はきっとある・・・。(H,A34浅川)