前回紹介したメバルの赤ちゃんですが、全て死んでしまいました。
成長していく姿は日々観察できたのですが、エサや水質の管理が
難しく成魚になるまで飼育することが出来ませんでした。
遅くなりましたが、ここでメバルの赤ちゃんのイラストを
紹介したいと思います。これが、ふ化してすぐの形です。
メバルの場合卵胎生で親の体の中でふ化します。すでに卵黄は
吸収されており眼や口がしっかりしていて、すぐに餌を食べられる状態です。
ふ化した日から、ブラインシュリンプを与えていき、顕微鏡で胃を観察しました。
最初は食べているのを確認出来ませんでしたが、数日後に胃の中に
ブラインシュリンプが確認出来ました。
そして、ふ化してから17日たつと、尾ビレなども少しずつ出来てきているのが分かります。
この頃になると、だいぶ皆さんのよく知る魚の形へと変わってきているのが
分かるかと思います。ですが今回は、ここまでしか成長を見ることが
出来ませんでした・・・
次回またチャンスがあれば、皆様にこの先の成長過程を見せることが
出来るよう頑張りたいです。
(佐々木)