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皆さん、こんにちは。ジメジメしているこの時季は嫌ですね。僕も毎日二リットルの水を飲んで痛風対策です。さて、ポポが出産し、6日経過しました。仔も元気で泳ぐ姿も見られており、母子共に順調とですが、どこかに体をぶつけたのか仔の擦り傷がちょっと心配です。ポポ初めは餌も食べず、ステージにも寄って来ない時が続きましたが、現在では仔の泳ぎもしっかりしポポにも余裕ができたのかステージに餌をもらいに来る事が増えました。ガイド給餌では皆様から、「かわいい」という声も聞こえ、より近くで見ることが出来ます。皆様も是非「僕のお腹」、いや「赤ちゃんイルカ」見に来て下さい。(superDN73)
皆さん、ついにバンドウイルカ「ポポ」出産です。午後1:24頃赤ちゃんイルカを確認しました。昨日までは普通にショーに参加していましたが、朝の点検からステージに寄ってこず餌も食べずで、いよいよ出産の雰囲気になってきたかなっと思った所でした。あいにくここ最近の雨の影響で濁りが入り、授乳までは確認出来ませんが、赤ちゃんイルカも元気に泳いでおり、ポポも泳ぎの誘導を上手に出来ているようです。まだまだ安心は出来ませんが、今後要観察になります。後の2頭にも続いてほしいです。皆さんも是非かわいい赤ちゃんイルカ見に来て下さい。残念ながら、僕の力不足で載せられるような写真は撮れませんでした(泣)(superDN73)
15日にうやくウミガメの産卵が確認されました。と、言っても水族館ではありません。地元の砂浜の話です。下田では毎年ゴールデンウイークあたりからポツポツとアカウミガメの産卵が見られます。興味を持って調べ始めたのが1991年の事。調べていくと色々な事が判っていき、一時は毎朝砂浜を見に行くなど熱中しました。この数年はそこまで熱中していませんが、それでも地元の人などの協力もあり調査は続けています。「今年はまだなのかなあ・・・」と思っていましたがようやく産卵確認。孵化はおおよそ2ヶ月後だからちょうどお盆のあたりでしょうかね。この卵は数を確認した後、埋まっていた状態に戻し孵化まで見守ります。無事孵化するといいなあ。(HA34浅川)
本日6月10日は「カリフォルニアアシカ ジャッキー」のお誕生日です!!なんと!31歳!今現在、日本の動物園・水族館での最年長です。日本のアシカ界のトップです!! 拍手!現在、ショーには出ていませんが1日中、となりの個室の若いオス・リクに向かって鳴いています。元気いっぱいの31歳!これからもがんばろうねっ!!(マツモトファンキーシビレサス)
5月28日に伊豆の東海岸にある北川の定置網にエドアブラザメが漁獲されました。エドアブラザメは水深約1000mまでの深い海に生息する、深海性のサメです。水族館でなかなか見る事ができない珍しいサメで、以前、下田海中水族館で搬入されたのは15年以上前の事です。このサメは、私達が普段目にするサメと違う特徴が2つあります。1、エラの穴が7対 一般的なサメの仲間は体の左右に5つずつ(5対)のエラ穴があるのに対して、 エドアブラザメには7対もあります。2、背ビレが1つしかない サメをイメージして思い浮かぶ大きな背ビレですが、一般的なサメには あの大きな背ビレの他に第二背ビレがあり、背ビレは2つあるのが普通です。 しかし、エドアブラザメには1つしかありません。エラ穴の数が多いこと、背ビレの数が少ないことはいずれも原始的なサメの特徴でもあります。珍しいサメを生きた状態で搬入する事ができ、私たち飼育員はとても興奮しました。しかし、飼育の甲斐無く残念ながら6月日に死亡してしまいました。今後、みなさんに紹介が出来るように努力していくと共に、今回得る事の出来た貴重な資料で標本等の作成をし有効活用していきたいと思います。標本が出来た際には、みなさんにも紹介できる機会を作りたいと思います。(藤井)
ササキです。私ごとですが、今年の2月からイルカチームへ移動になりました。その前は魚チームにいてガイド給餌などを行っていました。魚チームでは、日々色々な魚などが入ってきて、その種類や特徴などを調べたり、覚えたりするのが大変でした。イルカチームでは、湾内にはバンドウイルカしか飼育していないのですが、個体を見分けるのはかなり苦労しました。見た目はほとんど変わらないため、最初は傷などで覚えていました。他の人に見分け方を聞くと顔が違うと言われましたが、全く理解できませんでした。が・・・、今は見分けられるようにもなり、ショーやフィーディングも出来るようになりました。これからも色々学び頑張りたいと思います。(翔太)