みなさん、タイドプール(潮だまり)と言う言葉を聞いたことがありますか?
タイドプールとは、潮が引いたとき(海面の水位が下がる状態)に
できる海の水たまりのことです。
その水たまりでは、そこを生活の場にしている生き物や取り残されてしまった
生き物など色々な生き物を容易に観察することができます。
例年、水温が暖かくなるこの時期は、いろいろな魚の稚魚などが観察出来るの
ですが、特に今年は、ここ数年になく色々な生き物を見ることができています。
マツダイやアミモンガラ、シイラ、サザナミフグ、チョウチョウウオ、
トゲチョウチョウウオ、テンクロスジギンポなど数え上げればきりがありません。
9日から大潮となり、より潮が引くため、絶好の観察&採集のチャンスです。
足繁く磯に足を運び、楽しみながら展示用生物を採集しつつ、このブログで紹介
できるネタ(レアな生き物など?)を探してきたいと思います。
みんなさんも、お近くの磯に足を運んでみてはいかがでしょうか?
でも、海はとても楽しいところですが、危険なところもありますので注意して下さいね。
装備として濡れても良い靴に軍手は必需品です。
転んで怪我をしないように、服装は肌の露出をなるべく避けた方が良いと思います。
磯での観察の際には、岩などに着いた苔や海藻が非常に滑りやすいので注意して下さい。
また、大きな岩と言っても不安定なことがありますので動かないか確認してから行動
して下さい。
こんな事を注意すると楽しい観察ができるのではないでしょうか?
最後に、干潮満潮の時間を確認して、海に取り残されないように観察時間の計画を立て
ましょう! それでは、いざ磯へ・・・ (都築)