Breeding Diary

「イルカに願いを…」あなたの夢を叶えます！！ パート１

今年の春、下田海中水族館開館４０周年記念イベント「イルカに願いを…」

という、水族館であなたの夢を叶える企画で夢を募集したところ、

沢山の応募をいただきましてありがとうございました。

この場を借りてお礼申し上げます。

さて、この応募の中から見事に当選された「西川さん一家」が

７月２８日に来館されました。「魚の飼育員になりたい」と言う西川さんの

願いを叶えるためスペシャルメニューを組み行いましたが、楽しんで

いただけるでしょうか…

西川さんには、水槽に泳ぐ魚たちの秘密を話したり、磯に出かけ水槽で

展示する生き物を採集、ウミガメに餌をあげるために餌作りから挑戦などと、

色々なことを体験していただきました。私たちも初めての試みだったので、

喜んでいただけるのか、失敗しないか、心配でしたが西川さんの協力の

おかげで無事に終えることができました。

終了後、西川さんから「ありがとう」「楽しかったよ」と言っていただき、

夢を叶えるお手伝いをしていたはずが、西川さんになんだか元気を分けて

もらったような…ありがとうございました。

とても喜んでいただける企画となったので、第２弾もと考えてしまいます。

８月７日には、もう一組実施する予定なので、またそのときに…　（都築）

釣りをするお父さんの人気者

ペリー号にいるメジナ。体長およそ６０ｃｍ！丸々太って偉そうに泳いでいます。
メジナは磯釣りで人気の高い魚。「うお～！すげ～」なんて食い入るように
見つめるお父さんがたくさん。釣り好きお父さんには１番人気の魚みたいです（笑）。
（H,A34浅川）

乗船採集

午前２時起き。水族館を２時５０分にトラックで出発！
富戸の定置網船に同乗させていただきました。この時季
いったいどんな魚が獲れているのでしょうか？あわよくば
珍しい魚でもいないかな？と期待して出港。
ハダカイワシのまともな姿（図鑑でさえ鱗が剥げ落ちた写真らしい・・・）
を見れて感激！でも漁師さんは「そんなの珍しいの？」と笑ってました。
漁師さんの欲しい魚と私たちが欲しい魚は結構ちがってたりしますから、
まあこんなもんです。
漁師さんたちは気さくな方ばかりで、私たちにすれば感謝するばかり。
そんな協力の下、今回はミズウオなど少数ながら持ち帰りました。
次回に期待！（H、A34浅川）

マンボウ好きな人へ朗報です！！

ペリ－号の大水槽内を泳ぐ「マンボウ」の写真をご覧あれ！他の多く
の魚たちと泳いでいます。水族館でマンボウを見た事のある人なら
この差をわかりますよね？通常マンボウの場合体を傷つけないように
水槽内を透明シートで覆ったりするのですが、今のところこのマンボウは
壁をかわして泳いでます。しかもしっかり餌付いた様子。
こんな姿はあんまり見られないかも！？水温が上がってくると
飼えないらしいので、見たい！って人は今がチャ～ンス！！
しかし、へんてこな魚です（癒）。
（H、A34浅川）

漁師さんからの電話

今日は早朝から携帯電話が鳴りました。
「ギンザメが捕れたけど、取りに来る？」と。「行きます！いきます！」
というわけで港に向かうわけです。
昨年、定置網の関係者にイルカの混獲や、めずらしい魚が入った時は
連絡を頂けないかとお願いし、いくつかの定置網の漁師さんから
協力をいただいています。ホント、ありがたいことで、感謝！感謝！なのです。
が、この連絡、私の携帯電話にかかってくる事になっているので、
早朝の着信音に「！！！！」って感じです。
「イルカか！？」「魚か！？」。そりゃも～ドキドキです(笑)。
そうやって今回もこんなにきれいな状態のギンザメが入りました。
写真は水族館到着直後のギンザメです。（H、A34浅川）

新水槽

海の生物館「シーパレス」内に新しい水槽が作られました。
イセエビ、ハタンポ、ウミタナゴなど。ハデではないんですが結構イイ感じです。
この水槽のセッティング風景を、魚類担当者に語ってもらいましょうかね～。
（H、A34浅川）

ヒラメ釣りました

写真は先日の休日にルアーで釣り上げたヒラメです。
で、この水槽は水族館の予備水槽。
こんな感じで釣った魚が展示水槽行きになる事があります。
この間は担当者が一生懸命ウミタナゴを釣りあさってました。
このヒラメも担当者に「いる？」って感じで聞くと「いるいる！」ってなわけで、
近いうちに展示水槽に入るようです。（H、A34浅川）

桜だい！

桜が咲き始めたようですね。
河津桜のような早咲きの桜はすっかり終わり、ソメイヨシノの出番となりそうですね。
個人的にはこのお馴染みの桜のほうが好きですね。色合いも。
写真はサクラダイとソメイヨシノの造花です。
そこにサクラダイが入り込み、結構キレイ。
花見といったところでしょうかね？（H、A34浅川）

『ＫＩＮＧ クエ』

サメプールで飼育している『ＫＩＮＧ クエ』は、ある事をやって欲しいと時、
必ず水面まで寄ってきて「いつものやってぇぇ」みたいな顔つき（?）で、
こちらをジーーーッと見てきます。
この「やってぇぇ」っと言うのは・・・・掃除のこと。
この掃除、ブラシでゴシゴシッっていうのではありません。
掃除道具は、スポイト!! 　コレ１つ。
口の小さい魚に給餌する際に使用しているもので、いたって普通のスポイト。
このスポイトで、体をチュバッ！チュバッ！と吸ったり、ブッブッブッと
水を吹き当てるのが掃除方法。掃除箇所は、口の中はもちろんのこと、
歯の隙間やエラブタの中も。やけに気持ちいいのか調子にのってくると
カラダ全体まで・・・（体長約６０ｃｍ）(>_<)
自然の海ではホンソメワケベラなどの小魚がクエの体をクリーニングする
みたいだけれども、サメプールにはいないので私がＫＩＮＧの掃除屋に
抜擢されたみたい・・・。
ちなみに、なぜに『ＫＩＮＧ』なのか。
それは、サメプールでたくさんのサメと同居しつつも、体には傷一つ無く、
サメ以上に(!?)貫禄があるから!!!!!!!（S.S）

節分ですね！

２月３日の節分にちなみ、名前に「オニ」がつく魚「オニオコゼ」、「オニカサゴ」の

展示を始めました。どちらもトゲが目立ち、その名に恥じない厳つい顔を

しています。特に「オニオコゼ」は背ビレに強い毒針があるので要注意です。

他にも、まだまだ名前に「オニ」がつく生き物がたくさんいるので

ぜひ、探してみてください。（N、T）