3月4日のブログで紹介したコロザメですが、
無事に水槽にも慣れ、エサを食べてくれるようになりました。
少し変わったエサの与え方をしているので紹介します。
コロザメは、砂に身を隠し、待ち伏せをするタイプで、
小さな魚などが近づくと大きな口で一飲みにしてしまいます。
そんな習性のため、エサをまいて与えるだけでは食べてくれません。
水族館では、棒やトングの先にアジやサバをつけ、
口の前まで持っていきエサを与えます。
このとき、距離を見誤るとエサと一緒に咬まれてしまうことも・・・
先日、実際に咬まれてしまった飼育員がいました。
食べ始めた時期の話で、口の前ではなく口の中に押し込むようにして
与えようとしていたところ、コロザメが大きく口を開け・・・
コロザメの口は、前方に飛び出すような仕掛けになっているため、
エサを通り越し手首までガッツリくわえ込まれました!
すぐに離してくれなかったため、手でこじ開けて脱出。
頭を振るなどされない内の脱出だったので、切り傷と言うより
腕には多数の刺し傷ができ、痛かったと・・・
動物の習性を理解していたつもりなんですが、時にはこんな事もあるんです。
咬まれたのは私ではありませんよ!・・・・・・・・(都築)