毎月数回実施している定置網編の乗船採集に10日、行って来ました。
今回の目的の魚種は「マンボウ」。漁師さんからの事前情報では網に入って
いる日といない日があるとの事。「マンボウ」は採集時から丁寧に扱わないと
短命に終わる魚ですから、乗船させて頂き、運び込むのが1番です。
さて、今回の網に「マンボウ」は入っているのか!?漁が始まると網の中には
「スルメイカ」ばかり。「マンボウ」の姿は見えない・・・。今回はズレかな?
水面に浮かぶ「ハリセンボン」に狙いを変更し数十匹集めます。
「イカが大量に入っていると、イカがクッションになって「マンボウ」には良いんだけどなあ・・・」と
魚類担当の田島がつぶやきます。
漁も後半、「スルメイカ」が次々に船上に揚げられている中、船頭さんが
「マンボウいるぞ~!持ってくか~!」
お!お願いします~!!(喜)サイズも大きくなく小さくなく、いい感じ。
港について直ぐにトラックへ積み込みます。
いつもならば、このあと獲れた魚種の調査や漁師さんからの情報収集や世間話
などするのですが、せっかくの良い「マンボウ」です、直ちに水族館へGO!
ペリー号で展示中です。(HA34浅川)